研究室の選び方

前にもこんなこと書いてた気がするんですけど、1年経っていろいろ分かったこともあるので書き直します。

あと、目標とかない人向けの選び方なので、上を目指す方はブラウザバックでお願いします。



①研究室の配属人数と卒論発表の人数を調べる
卒業率が8割の大学があったら少しは警戒すると思うのですが、配属人数が10人の研究室から卒業発表をしている学生が8人のところがあったらそれも同じだと思います。

過去数年見てみて、配属人数=卒論発表の人数だったら自分がそこの研究室に入っても卒業できるということでいいと思うので安全です。10年も20年もいるような場所じゃないので、最悪でも外に出れるというところは譲らない方がいいと思います。ハイドロポンプは当たりません。


②研究内容より教授で選ぶ
自分の感じる教授との相性にポイントの8割は振っていいです。研究室のルールを決めるのも、困った時に指示を仰ぐのも、今後の予定を決めるのも全部教授です。

いろいろ助けられている立場なのもあって、教授にありがちな人に興味がなさそうなところじゃなくてよかったと思います。見分ける箇所は授業で感じた雰囲気に加えて、ホームページがちゃんとしてるかどうかです。20年前みたいな作り方をされているところは大体良くない噂を聞きます。


③設備がある(お金がある)
これは研究室に入ってから気づいたことです。去年の今頃は「生活の優先順位の中で研究が一番上に来ることはないからどうでもいいかな」とか思っていたのですが、設備があるということは研究をする手段を持っていたり、逆に研究のおかげで設備を整えるお金が受け取れているということであり、何をすればいいのか分からない状況になりにくいです。

というのも、例えば院に行くならば外部発表が必要です。世界的にすごい研究をする必要はなくても、最低限発表として成立する程度には恥をかかないような研究が出来ている必要があります。結局しないと社会に出れないので、それなら最初から発表できるものを持てている方が楽です。

ロトム図鑑の行き先みたいな感じで教授の指示に従っているだけで、中間発表で言うことがないとか卒論に書くことがないとか、そういう精神的に追い込まれる状況にはならないと思います。

それと少し先のことになりますが、外部の人と関わる機会が増えたので社会に出る不安が僕は減りました。成長とかしなくていいとか思っていましたが、こういうことに慣れていた方が後で楽な気がするのでこれも大事な気がします。(メール書いたり電話したり、社会人1年目みたいなことを割とするところだった)


④先輩が無駄に仲良くない
仲の良さは拘束時間から来ている可能性もあるので少し気をつけた方がいいです。研究や実験の愚痴を共有していくうちに距離が近くなることは多いです。

見分け方の一つは会話の内容が身内寄りかどうかです。毎日10時間を超えるようなところではなく、お互いに顔を合わせる時間がそこまで長くはない研究室ならば、誰でも会話に参加しやすい内容が多くなる気がしています。

とはいえ仲が悪いところは問題のある人がいたりして、その人に対して自分もストレスを感じてしまう危険があるのでもっとやめた方がいいと思います。


⑤先輩が研究室のことを話そうとしてくれる
これは研究室に限ったことではないとも思いますが、自分の環境の良いところを他の人に言えないようなところはやめておいた方がいいです。
ポケモン対戦のように人に薦められないことは、それだけ悪いところもたくさんあるということです。


☆終わり
失踪者や論文未提出者がいなく、ホームページが他の研究室と比べて酷くなく、研究室に行ってみて話してみて1年間過ごせると思ったところなら、自分と周りを見ている感じどこでも大丈夫に思えました。

大切なのはとりあえず行って様子を見てみることです。1時間くらいで1年楽に過ごせる可能性が出てくるので、研究室見学とかは面倒でも参加してみてください。


①深夜に電気がついている?
午前中はゲーム配信がないから寝るみたいなことをしてる僕みたいなバカが意味不明な時間に行ってるだけの可能性が高いです。

会社は勤務時間が決まっていますが、研究室はコアタイムがガチガチに決まっているところでもない限り自由なので深夜に来ているのはそれだけ他の時間や他の日に遊んでいるか寝ているだけだと思います。僕の友人の研究室みたく、研究室ごと麻雀にハマって夜まで遊んでるだけみたいなパターンもあります。


②休日なのに人がいる?
月曜日にミルキィホームズのライブに行って、木曜日にネルケのアトリエを遊んでいた僕みたいなバカが、休みすぎた代わりとして土曜日に大学に行っている可能性が高いです。逆にそのくらい突発的な休みに寛容なのかもしれません。